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本場の花の世界へ
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タイムズスクエアの前の広場をテーマに作成した作品
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華道の道を始めて20年。日本では華道&フラワーデザイナー養成スクール経営やウエディングプロデュースが私の仕事だ。
15年前、フラワーデザインに関してぐるりとまわりを見渡せば、なぜか海外経験のある先生はひとりもおらず、当時、先代お家元に師事していた私は、”西洋アレンジメント”としてフラワーアレンジメントを行っていた。フラワーデザイン講師を目指す私は、自問自答を繰り返していた。何もお金が余っていたから海外に行ったわけではない。9年前、私は一児の母でありながら、小さなカルチャースクールを経営し華道講師をしていた。そして6年前、二児の出産を機に経営権の売買で得た収益を元にして、本場海外の技術を学ぶことを決意したのである。
現在では日本の華道家として三人子連れのママさんフラワーデザイナーとして、世界各国でフラワーデザイナーとの技術提携やコラボレーションを数多く成功させている。海外で出会ってきたフラワーデザイナーは輝く個性にあふれ、それぞれのスタイルを確立し活躍することに誇りを持っていた。そんな彼らの姿は私に夢と希望を与え、それは以後の私に、新たな目標を持つことの重要さと尊さを教え、大きな影響を及ぼした。
私なりの視点ではあるが、ヨーロッパやアメリカ、アジアなど世界中の本場の花の世界を皆様に紹介し、感動を共有できれば大変うれしく思う。今回は、今年7、8月と9月の2回にわたって訪れたニューヨークでの活動について、第一線で活躍中のフラワーデザイナーの方々との面談や様々な交流について、また、それぞれのフラワーデザイナーの活躍ぶりと花の仕事、花についての哲学、さらに成功までのプロセスなども紹介したい。
そして、個人的ではあるが、華道家として女性として母として・・・。そのプロセスについても赤裸々に綴り、たくさんの華道家やフラワーデザイナーの方々が共感できる内容になればと願っている。
ニューヨークのフラワーデザイン界で活躍するデザイナーたち
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ティファニーをはじめ数多くの有名ブランドの装飾をするロン・ウェンツ氏
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アクティブな街ニューヨークでは、パワフルかつ個性的な多くのフラワーデザイナーの方々に出会うことができる。今回はその中でも私に深く影響を与え、特に印象深かった方々を取り上げ、紹介させていただく。彼らに共通する点は、ひとつは”デリケートだが美に対する追求は妥協しない強さを持ち、花の美に対しそれぞれの愛情を注いでいる”ということ。またもうひとつは、”ビジネスマンとしても優秀な要素を備え、意外にも繊細で優しい方々である”こと。豪華絢爛、華やかでかつダイナミックなニューヨークのフラワーデザインを、彼らが生み出すのである。
そんなニューヨークのフラワーデザイナーの中でも、トップアーティストとして活躍する4名をまずはご紹介したい。
一人目はニューヨークの有名ウエディング月刊誌「BRIDE'S」の表紙を飾り、ティファニーなど有名ブランドをクライアントに持つフラワーデザイナー界の貴公子ロン・ウェンツ氏。有名女優も彼のフラワーデザインを起用する人気ぶり。すべての花は彼の手によって一流に演出されるというフラワーデザイン界の名プロデューサーだ。
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フランスのオスカー賞のフラワーデザインを担当したグレイソン・ハンディ氏
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次にフランス・オスカー賞フラワーデザイン担当のグレイソン・ハンディ氏。元ファッションデザイナーであり、現在はおしゃれな街チェルシーを拠点に活躍するエネルギッシュでパワー全開のフラワーデザイナーである。ポップで斬新なデザインが印象的だ。
そして前代未聞、フラワーデザイナー界のスーパースター、ディビット・ビーン氏。彼は高校の美術教師を経て舞台の照明演出・監督を手掛け、その後トップフラワーデザイナーとして開花した。
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マンハッタンの水族館で開催されたビッグエージェントのパーティで会場のフラワー装飾を担当するディビット・ビーン氏と立川さん
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マイケル・ダグラスの結婚式ではブーケや花装飾を担当するなど、たくさんのVIPイベントや大規模なパーティが彼の主な代表作といえる。
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メトロポリタン美術館専属デザイナー、レンコ・バンビレット氏
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最後にメトロポリタン美術館専属デザイナーのレンコ・バンビレット氏。彼は国連関係や各国大使など、政府に関わるフラワーデザインにも携わっている。まさに若いパワーとたくさんの才能に満ちたフラワーデザイナーだ。
彼らとの出会いや交流については次回から紹介していきたい。
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